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やさしい介護学

12年間の介護職体験談を思いのままに綴ります。

ホームヘルパー2級を受講する  その2

     実技スクーリング

 受講申し込み後、教材が到着してから1か月は自宅学習になります。その後自宅学習と並行して、実技スクーリングを受講しなければなりませんでした。スケジュールは、標準受講期間が約4か月で、講義の時間は10:00~17:00、全8回という内容でした。

 

 実技スクーリングが修了すると、いよいよ実習です。

①施設実習

②在宅サービス提供現場見学

ホームヘルプサービス同行訪問実習

 

 各施設の実習が終了すると、それぞれの施設のレポートを提出する必要があります。

 

 その後自宅学習用の学科レポートに合格し、全カリキュラムが修了すると、修了証書交付となり、晴れてヘルパー2級の資格が得られるという流れになります。

 

     同じ道を志す同志

 スクーリング初日、出席した生徒は20名でした。このメンバーと一緒に約4か月受講していくことになりました。

 

 生徒の特徴は、若い子から年配?の方まで、年齢層は幅広く、性別は男女半々といったところでした。受講する目的は、僕と同じように施設で働き始めて間もない時期に、知識や技術を吸収しようと受講する方や、これから介護のお仕事をしようかな?と悩んでいる方、両親の介護が必要になり、全く介護の知識や技術がないために受講する方など様々でした。

 

 彼らとは、スクーリングを重ねるごとに親しくなり、本当に同じ道を志している同志であると深く感じました。特に心の壁というか緊張の壁が一気に無くなった機会というものがありました。

 

 それは、2人1組になり、1人が寝たきりの利用者役となり、オムツを装着します(ズボンの上からですよ・・・)。そして、もう1人の相方が介護士役でおむつ交換の体験を交互にやり合うという実習があるのですが、それをやると、心が通じ合います(笑)!

 

 ベッドに寝転がって、股を開いて、オムツの交換をお互いが体験し合うと、羞恥心が無くなるというか、ここまで恥ずかしいことしたから、もう何でもやるで~!という一種の開き直りの気持ちが湧いてくるのでした。その講義後、本当に生徒の輪が今まで以上に温かく感じました。

 

     実習

①施設の実習

当時、僕は老人保健施設で働いていたので、施設での実習は免除になりました。

 

在宅サービス提供現場見学

いわゆる【デイサービス】の実習です。

実習場所は市外から少し外れた、自宅から原付バイクで15分程走ったところにありました。実習生は僕の他に、若い男の子が1人、福祉大学の学生で、大学で単位取得のために、実習が必要のようでした。

 

 その後、施設長さんより、本日のスケジュールを教えていただき、少し緊張しましたが、基本的には現場見学なので、あまりしゃしゃり出るのもおかしいと思い、静かに見守る方向で行こう!と、心の中で思っていました。

 実習時間はAM9:00~PM5:00までで、以下の通りになっていました。

・ 9:00~ お迎え ご挨拶 バイタル測定 体操

・10:00~ 入浴介助

・11:00~ 水分補給 翌日以降の昼食の聞き取り

・12:00~ 昼食

・13:30~ 外出アクティビティー(車で近くの公園まで出向き、散歩)

・14:30~ 公園でおやつ・水分補給

・15:00~ 帰館、利用者とのコミュニケーション

・16:00~ 帰宅準備、お送り、後かたずけ、トイレ掃除

・17:00~ 施設長へ質疑応答、本日のレポート記録と提出

 

 9時過ぎに利用者さんの受け入れが始まり、お1人おひとりに挨拶をしてからバイタル測定し、記録していきます。25~30人ほど集まったところでスタッフがアクティビティーフロアの前に出て、体操を始めました。かなりテンション高いです。

 

 体操が終わると入浴のお手伝いです。施設とは違い、ほとんどの利用者さんは自立に近い方ばかりで、少し介助すれば入浴できる状態でした。ただ、冬だったこともあり、重ね着の量が多い多い(笑)!!! 脱いでも脱いでも まだ肌が見えません(笑)!

 

 老人保健施設では私服ではなく病衣やリハビリ着などリースで対応していたので、衣服の着替えはあまり苦労しなかったのですが、この日、初めて高齢者の私服を見て、驚いてしまいました。 

 

 午後からは外出アクティビティーということで、車で数分離れた公園まで出向き、公園内を散歩して、おやつを食べて帰館するというものでした。

 

 終盤は、利用者さんの帰宅準備、後かたずけ、施設内の掃除、車でお送りという流れになります。